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【厄祓いについて】
一説では、厄年という語は、そもそも「役年」といわれております。
ある一定の年齢になると、地域の神社やお寺で「役」を担うという習慣から「役年」とされるようになりました。
「役」を担う年になれば、それに備えてしっかりと身を清め、行いを慎まなければなりません。
そして、その役を無事にやり遂げて、ようやく一人前の社会人としてみんなに認められた、といわれています。
やがて、この「役年」の年齢になる頃には、肉体的・精神的なことにも変化が起こりやすく、身体をこわしたり、
思いも寄らぬ災難に遭ったりという事が起きるので、人生の節目の年とも考えられております。
「役年」を「厄年」として、役についた者は「厄」を祓うために厄祓いの儀式をおこなうようになりました。
山寺日枝神社では、厄祓いのご祈願も承っております。厄年を無事に過ごすためには、自分自身で行いを慎み、
健康に留意することが大切です。そして災いから逃れ無事に過ごせるよう、神様のご神徳を受けるのが厄祓いのご祈祷です。
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